会社経営を行うにあたり、資金繰りは常に考えなければならないことです。もし経営がうまくいっていないのであれば、資金繰りを改善しなければなりません。ここでは資金繰り改善のために必要なことの中からいくつかをご紹介します。

資金繰り悪化の原因を探る

資金繰りが悪化してきた場合、すぐに原因を探ることが必要です。資金繰りが悪化する原因としては以下のようなものが考えられます。

•     売上金額の減少
•     原価価格の高騰
•     売掛債権の未回収
•     過大在庫によるデッド・ストックの発生
•     不良資産の増加
•     前払金・貸付金・仮払金の増加
•     不要な設備投資

回収期限・支払期限の見直し

資金繰りが悪化する要因として、計上時期と入金・支払のタイミングにずれが生じる問題があります。資金繰り改善のためには、回収はなるべく早く行い支払いはできるだけ遅くできるようにすることが必要です。相手の企業の都合もあるので交渉が大切になるわけですが、交渉を行う営業担当者に「回収期限と支払期限の大切さ」を教え、交渉にあたってもらうことが必要でしょう。自社の「回収・支払い」に関する取り決めを作っておくことも大切です。そうした決まりがあれば営業担当者もその決まりにのっとり、交渉を進めるでしょう。

金融機関との交渉

金融機関から借り入れがある場合は返済条件の交渉を行い、返済期限を延ばしてもらったり月次返済額を減らしてもらったり返済を一時的猶予してもらったりすることで、資金繰りを改善する方法もあります。ただ、金融機関との交渉には経営改善計画が必要です。しっかり経営改善の計画を立て、借り入れた分をきちんと返済できることを証明しましょう。

第三者への相談

資金繰りの悪化の原因がわからない、どこから手をつけ改善していけばいいのかわからないといった場合は、第三者への相談をおすすめします。専門的知識を持ち、多くの企業の経営体制を見てきた専門家であれば、様々な角度から原因を探ることが可能です。

資金繰り改善のお悩みの経営者様は、東京都中野区沼袋駅から徒歩1分にあります経理事務東京へご相談下さい。経理事務東京では経理代行はもちろん、財務・管理会計、原価管理対策などの収益改善コンサルティングを行っております。ご質問やご依頼は、いつでもお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。ご相談・お見積もりは無料でご対応致します。