賃金体系は会社によって異なりますが、どの会社においても、必ず給与計算業務が生じるものです。中には、事務的に処理している経営者様がいらっしゃるかもしれませんが、給与計算業務の大切さについて、今一度考えてみませんか。

給与計算業務は「国の事務」の代行

給与計算業務と聞いて「従業員のための業務」と考える方もいらっしゃるかもしれません。当然ながら、これは間違いではないのですが、実は、給与計算業務は「国が処理すべき事務」を代行しているのです。給与計算業務においては、総支給額から税金や社会保険料などを差し引きますが、これらは所得税法や厚生年金保険法などの法律に基づいて徴収されています。このことから、本来国が行うべき徴収を会社が代行しているといえます。

社員のモチベーションを大きく左右する

企業と社員の関係は「労働契約」によって結ばれています。労働契約を結んだ以上、社員は企業に労働力を提供し、企業はそれに見合った賃金を支払う義務があります。そのため、企業が支払う賃金が社員の成果と不釣り合いになってしまうと、社員は不信感を募らせ、仕事に対するモチベーションを下げてしまいます。会社が支払う賃金は社員の生活がかかっているため、たとえ小さなミスでも社員からの信頼を失わせるおそれがあります。

法令違反は社会からの信用も失わせる

近年では、コンプライアンスの徹底が企業の喫緊の課題とされており、法令やモラルに反する行為は社会からの信用を失わせます。給与計算は会社内部の業務であり外部との関連性があまり見当たりませんが、法令違反による人離れや労働契約に関する訴訟等により、外部に会社の実態が知られることも考えられます。これは給与計算業務に限ったことではありませんが、社員の信用を失わせることは、企業の信用そのものを脅かしかねないのです。

給与計算業務は目まぐるしい法改正等により、容易な業務とはいえませんが、経理代行サービスの利用対象です。社員からの信用を守るという意味でも、経理のプロに任せてみてはいかがでしょうか。

給与計算対応に追われている経営者様には経理代行のご利用をおすすめします。東京近郊で経理代行をお探しの方は、東京都中野区沼袋駅から徒歩1分にあります経理事務東京へご相談下さい。経理事務東京では経理代行はもちろん、財務・管理会計、原価管理対策などの収益改善コンサルティングを行っております。ご質問やご依頼は、いつでもお気軽にお問い合わせフォームよりご連絡下さい。ご相談・お見積もりは無料でご対応致します。